IPアドレス、ホスト名の変更方法

公開日
2016-12-13
最終更新日
2023-12-01
バージョン
Splunk Enterprise 9.0.4
概要
IPアドレスやホスト名を変更する場合の変更箇所、及び手順
参考情報
内容

SplunkサーバーのIPアドレスやホスト名が変更になった場合に影響を受ける設定、及び変更方法について記載しています。

変更手順

変更手順は以下の通りです。

手順

  • Splunkサービスを停止
  • IPアドレスの変更、Splunkの設定を変更
  • Splunkサービスの起動

※クラスター環境の場合、クラスター環境での停止順に従って停止を実施してください。

※フォワーダーをご利用の場合は、フォワーダーを停止した後にインデクサーを停止し、インデクサーの起動が完了してからフォワーダーを起動してください。

影響を受ける設定

Splunkサーバー名、デフォルトのホスト名の設定を変更する場合は、以下の設定を変更してください。

Splunkサーバー名

  • confファイル名: $SPLUNK_HOME/etc/system/local/server.conf
  • スタンザ名: general
  • attribute名 : serverName

設定例)

[general]
serverName = myhostname1

デフォルトホスト名

  • confファイル名: $SPLUNK_HOME/etc/system/local/inputs.conf
  • スタンザ名: default
  • attribute名 : host

設定例)

[default]
host = myhostname1

Splunkのホスト名やIPアドレスを変更する場合、以下の設定に影響があります。該当する設定箇所を変更してください。

  • Splunkフォワーダーの転送先設定
  • 分散サーチピアノードの設定
  • デプロイメントサーバのデプロイ先サーバクラス設定
  • デプロイメントクライアントのデプロイメントサーバ設定
  • ライセンスマスタのプールのインデクサーの設定
  • ライセンススレーブのマスタURI設定
  • サーチヘッドクラスターメンバーの管理URIの設定
  • サーチヘッドクラスターメンバーのデプロイヤーのURLの設定
  • サーチヘッドクラスターメンバーの静的キャプテンの設定
  • DMCの設定
  • ネットワーク機器(syslogなど)の転送先設定
  • 監視ツール(pingやプロセス起動状態の監視など)による監視先設定

以上