検索結果をCSV形式でSplunkサーバー内に出力する方法

公開日
2015-06-01
最終更新日
2017-12-01
バージョン
Splunk Enterprise 6.6.3
概要
検索結果をCSV形式でSplunkサーバー内に出力する方法
参考情報
内容

検索結果の出力

SplunkではSplunkWeb上で実行した検索の結果を、CSV形式にてSplunkサーバー内の$SPLUNK_HOME/var/run/splunk配下に出力することが出来ます。

※$SPLUNK_HOMEのパス情報(デフォルトインストールの場合)
Linux OS:/opt/splunkWindows OS:C:\Program Files\Splunk

出力方法

検索結果の出力には、outputcsvコマンドを使用します。

outputcsvコマンドを使用すると、splunkの検索結果で得られたrawデータや統計情報をCSV形式でサーバー上に保存することが可能です。

使用方法

| outputcsv <保存するファイル名>.csv

使用例

index=_internal | head 10 | table host,source | outputcsv test.csv

上記のコマンドを実行すると、test.csvというファイルが出力されます。

保存先

出力されるcsvファイルの保存先ディレクトリはバージョン毎に異なります。

バージョン変更以外にcsvファイルの保存先を変更する方法はありませんので、ご注意ください。

出力先:$SPLUNK_HOME/var/run/splunk配下
対象バージョン:5.0.0~5.0.14
        6.0.0~6.3.3

出力先:$SPLUNK_HOME/var/run/splunk/csv配下
対象バージョン:5.0.15~
        6.3.4~, 6.4.0~

SplunkWeb上での出力結果の確認方法

上記手順にて出力されたCSVファイルは、SplunkWeb上でinputcsvコマンドを使用することによって中身を見ることができます。

  • inputcsvコマンド使用例

コマンド例

| inputcsv test.csv

上記のコマンドを実行すると、test.csvファイルの中身を画面上に表示させることが可能です。

以上