Menlo Security
メンローセキュリティ
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株式会社常陽銀行様

Menlo Securityの導入により行内PCを保護
セキュアな環境とユーザ利便性の両立を目指す
導入のPOINT
  • アイソレーション技術により、物理的な分離と同様にWebからの脅威を確実に排除
  • ユーザビリティを損なわずインターネットやクラウドサービスが利用できるため、業務が効率化
  • ネットワーク環境を変えることなく導入可能、SaaS型のため初期導入のコスト低減に貢献

株式会社常陽銀行
システム部 次長
御代田 正希氏

株式会社常陽銀行
システム部 主任調査役
衛藤 高秋氏

株式会社常陽銀行
システム部 係長
杉本 慧氏

セキュリティ担保のため物理的にネットワークを分離するも使い勝手に不満が生じる

茨城県水戸市に本店を構える常陽銀行は、2016年10月に足利ホールディングスとの経営統合により誕生した「めぶきフィナンシャルグループ」の中核銀行である。同行は、「健全、協創、地域と共に」という経営理念のもと、顧客・地域・株主と共に価値ある事業を創造していくことで、地域社会・地域経済の発展への貢献を目指している。

同行はかねてより情報セキュリティの重要性について強く認識しており、その強化へ積極的に取り組んできた。その一環として、インターネット接続PCを物理的にネットワーク分離することで、外部からの脅威を完全に排除する仕組みを採用。これによりセキュリティの担保は実現したものの、業務面でさまざまな課題が生まれてしまったという。システム部 次長の御代田正希氏は「ネットワークを分離し安全を担保した裏で、使い勝手が犠牲になっていました。通常の業務PCではインターネットの閲覧や検索、メールのやり取りができず、別に用意した専用のインターネット接続PCで行う必要があったのです。また、外部のクラウドサービスを利用する際にも支障となっていました」と説明する。

さらに、インターネット接続PCの数は限られており、業務が煩雑化する原因になっていたという。システム部主任調査役の衛藤高秋氏は「例えばシステム部門の場合、100名あたり3、4台のインターネット接続PCしかない状態でしたし、各営業店には1台ずつしか配置されていませんでした。また、営業店では内部のネットワークへ直接データを取り込むことができないようにしていたため、企業の決算書などをお客様からPDFでいただいた場合でも、いったん紙に印刷していました。」と当時を振り返る。

ネットワーク環境はそのままにセキュリティと利便性を両立

常陽銀行はこうした課題の解消を目指し、インターネット経由の脅威を確実に排除し、作業効率を向上する仕組みの構築を目指すことにした。同行はこれまでにもデスクトップを仮想化するVDIや仮想ブラウザを使用する仮想化分離ソリューションを検討したが、コストがかなり高くつくこと、既存のネットワーク環境を大きく見直す必要があることなどがネックとなり、採用には至らなかった。

そうした中、2018年夏に行われた展示会で、同行はマクニカネットワークスより「Menlo Security Isolation Platform」の紹介を受ける。分離(アイソレーション)というユニークな技術によって、物理的な分離と同様にWebからの脅威を確実に排除できるこのソリューションを、同行は高く評価した。

「既存の環境、特にネットワーク環境を大きく変えることなく導入可能で、インターネット分離を実現できる点を評価しました。また、SaaS型のため初期導入のコストが低く、導入が容易なのもメリットでした。サイジングなど導入に際しての面倒な作業が必要ないのもポイントですね」(衛藤氏)

「定期的に実施している標的型メール訓練の結果から、ユーザのミスをゼロにはできないことを前提とした対策をとる必要がありました。この点、Menlo Securityはたとえユーザが、Webメールの添付ファイルやメール本文記載のURL等を不用意にクリックしても被害の出ない仕組みになっているのが大きいですね」(御代田氏)

同行は、2018年12月よりMenlo Securityについての本格的な検証をスタート。その中心メンバーとして評価を行ったシステム部 杉本慧氏は次のように語る。

「利用にあたって操作性は変わりませんし、スピード感についても、大きなストレスを感じることなく利用できました。レイアウトの崩れなどもほとんどなく、使い勝手を損なうこともありません。さらに、Webページだけでなく、Webメールの添付ファイルやダウンロードファイルも無害化できるので安心です」

Menlo Securityを導入している他社事例等の情報収集や2019年5月開始のPoCの結果より、問題なく利用できることが確認できたため、7月に正式採用を決定した。

インターネット接続、クラウドサービス利用による業務効率化に期待

常陽銀行では2020年1月のMenlo Security運用開始に向けて、利用を想定したPCを対象に、最終的なチェックを進めた。

「Menlo Securityは、従来のインターネット利用環境と同様のユーザビリティで導入できるため、利用者向けの操作説明については簡単なトレーニングとマニュアルの配布だけで済みました」(杉本氏)

今回の導入により、行内イントラからインターネットを利用できるようになったことで、各種クラウドサービス利用の幅が広がり、各部署からの期待も大きいという。インターネット接続PCでは、プロバイダーに動的に割り当てられるIPアドレスを使っていたため、IPアドレス認証を行うサービス等を利用できないケースがあった。しかし今後は、Webサイト側から見えるMenlo Securityの送信元IPアドレスに固定(グローバル)IPアドレスを割り当てることで、IPアドレスで認証するWebサイトも利用できるようになった。

「固定IPでの利用が可能になることで、クラウドサービスの利用の幅が大きく広がり、業務効率化への貢献が期待できるようになりました」(衛藤氏)

運用面においても、これまで業務用PCとは別に用意していたインターネット接続PCが不要になることで、コストの削減が見込まれている。

最新情報の提供にも期待

Menlo Securityの導入により、セキュアな環境とユーザ利便性の両立の実現を目指す常陽銀行。今後については、Menlo Securityの使い勝手の向上を望んでいる。

「例えば、現状Webアイソレーションで対応していない2重暗号化した圧縮ファイルのウイルスチェック機能などについても、今後対応可能な範囲をさらに増やしてもらえるといいですね。これまでもマクニカネットワークスはMenlo Security社との強い協業関係を背景に、ユーザの要望を製品へいち早くフィードバックしてくれています。両社ともその対応力とスピードは高く評価していますので、今後も大いに期待しています」(杉本氏)

User Profile

株式会社常陽銀行
所在地 茨城県水戸市南町2-5-5
導入時期 2020年 1月
URL https://www.joyobank.co.jp/
1935年に創立。茨城県に地盤を置く地方銀行として、国内に183店(本支店153、出張所30)、海外に4駐在員事務所を展開している。預金高は8兆7,291億円(2019年3月31日現在)。2016年10月に足利銀行などを傘下に置く足利ホールディングスと経営統合を実施し、新たな金融グループ「株式会社めぶきフィナンシャルグループ」を発足させた。