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実録!LPWAの本命LoRaWAN®の実力

実録1:見通しの良い環境での電波到達距離

各LoRa機器ベ ンダや各社 /団体の実証実験結果を参照すると、見通しの良い環境で LoRa通信にて数 km~ 40kmの通信距離であるとの情報がみられ、その結果には幅がある。マクニカネットワークスが通常 PoC環境としてご提案する機材を使用し、その実態を調査する。

想定ユースケース(本データが活かされるユースケース)

  • 見通しの良い港での貨物管理
  • 山岳間での通信 など

計測機材

  • エンド端末(デバイス)
    1. LTー100(ADR有効。とりうる SF値は、SF7~ SF12)
    2. LoRaMote(SF12固定 )
  • ゲートウエイ(基地局)
    1. Wirenet Station 923

測定方法

ゲートウェイを神奈川県横須賀市にある荒崎公園(標高約195m)に高さ約 3mのポールを使用して設置。エンド端末(デバイス)を持つた移動部隊が、ゲートウエイ(基地局)から見通しが良い相模湾沿いの道路上に設定した各測定ポイントヘ車で移動後、停車し電波が到達しているかを確認する。

測定結果

  • ゲートウェイから直線距離で51km以上先の熱海市にあるエンド端末(デバイス)と通信ができた(エンド端末(デバイス)からSF12で送信した位置情報データがゲートウェイに到達)。
  • ADRに対応しているLT‐100の結果によると、ゲートウエイから直線距離で15km以内(荒崎公園~江ノ島付近)の観測ポイント<図2中A>ではSF7~SF11で通信をしている。それ以上の距離ではSF12となった。

考察

使用ゲートウエイ(基地局)のデータシートの距離への言及として、"More than 15km range in direct sight"(見通しが良い環境で15km以上)の記載があるが、それよりかなり良い結果がでた。本実験の様な見通しの良い環境は、実際のユースケースでは希少な環境ではあるが、“長距離"無線と謳われるLoRaWAN®の実力の一端を示す結果となった。一部、見通しの良い環境でも海岸沿いの海抜の低い場所では通信できない場所もあり、少し高台に上がると通信できる状況もあった。フレネルゾーン(用語集参照)が確保できていなかったためと考えられる。実際にサービスを展開する場合は、この点も考慮する必要がある。

The LoRaWAN® is used pursuant to a sublicense from LoRa Alliance™.