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「第1回 GitHub Enterprise ユーザ会」レポート

「第1回 GitHub Enterprise ユーザ会」レポート

GitHub Enterpriseの全面導入を決めたセガゲームスのスマホゲーム開発

続いて、比較的短い15分ずつのライトニング形式によるAdmin(運用・管理)セッションが行われました。
トップバッターは、株式会社セガゲームス 開発統括部 開発支援部 上田 展生氏。「GitHub Enterprise導入規模の拡大時にやるべきこと」をテーマに、GitHub Enterpriseを活用するに至るまでの経緯を赤裸々に語りました。

株式会社セガゲームスの上田氏

セガゲームスのスマートフォンゲームの開発部門(プログラマー、デザイナー、プランナーなど合計で400~500人規模)では、以前に全員がSubversion(SVN)を活用していましたが、さまざまな葛藤や紆余曲折を経て、現在は約300人がGitHub Enterpriseを利用するようになったといいます。

GitHub Enterprise導入に向け、まず2016年1月に、わずか3名で導入委員会立ち上げ、評価版を元に小さな開発チームに働きかけました。その後、新規プロジェクトへの説得が成功してユーザは50に拡大。利用者向けの説明会などサポートも開始して、利用プロジェクトの規模拡大に合わせて100ユーザに増量するとともに、委員会の3名中1名はGitHub専任にしたといいます。

上田氏は「GitHub Enterpriseを使ってもらえるプロジェクトを増やすよりも、プロジェクト内でユーザを増やすほうが導入はスムーズにいくと分かったのです」と振り返ります。会社に対しては正式導入を提案する一方で、ネガティブな意見へのカウンターも準備をしたといいます。

例えば、「SVNではダメなのか?」という問いに対しては、Googleトレンドの比較データを示し、SVNがいかに遅れているかを説明。また、「レビューの価値がよく分からない」という意見に対しては、具体的に工数削減によるコスト削減効果を試算し公開しました。

その結果、2017年1月にGitHub Enterpriseの本格導入が決定。新規プロジェクトはすべてGitHub Enterpriseでコードを管理する方針となり、使い方のドキュメントの拡充や、社内ハンズオンの実施、トラブル対応などを整備しました。

「しかしまだ、“Gitが難しい”、“操作が面倒くさい”、“メリットを感じてない”といった意見があることも事実。オリジナルのサポートツール(GitHubクライアント「Pengit」)の作成や、積極的な教育活動の実施、利用プロジェクト間の情報展開などの施策を進めています」と上田氏は抱負を述べます。

図3 セガゲームスの「Pengit」の画面例。
TortoiseSVNライクなUI、直感的な競合解決、Pull Requestを使った簡潔な作業が特徴

頻度の高いアップデート作業の簡素化と可視化を実現したアイレット

次に、「GitHub Enterpriseアップデート作業効率化の試み」と題して、アイレット株式会社 cloudpack事業部 川原 洋平氏が登場。同社はcloudpackという事業名でAWSを利用する際の運用・保守の代行サービスを提供しています。川原氏は、福岡からリモートで、お客様からお預かりしているAWS環境の構築や運用に携わっており、GitHub Enterpriseもそのひとつだといいます。

アイレット株式会社の川原氏

「GitHub Enterpriseのアップデートは頻度が非常に多く、RSSに流れてくる通知をSlackと連携して常に監視しています」と状況を説明する川原氏は、アップデート作業の事前・事後の作業(日程調整や報告業務)に工数がかかり、運用業務のほとんどがGitHub Enterpriseのアップデート作業に費やされていたといいます。

そこで、作業効率化するために、アップデート通知のRSSを検知して稼働中のGitHub Enterpriseバージョンと比較し、アップデート対象であれば自動でバックログを起票することで、お客様と日程調整を開始できる仕組みを構築しました。

また、アップデート作業の連絡→メンテナンスモード(APIを活用)→監視停止→AMIバックアップ→アップデートの確認→監視再開→作業完了の報告、といった作業をスクリプト化しました。

「これにより、アップデート作業を運用チームで回せるようになるとともに、手順が簡素化されるようになりました。また、作業の進捗を可視化することにより、タイムラグなくアップデートに対応し、万が一の事態にもすぐに対応できるようになりました」と話す川原氏。今後は、より人の手を介さない仕組み作りを進める考えだといいます。

外部クラウド認証基盤と組み合わせ効率的な管理を実現したパナソニック

Adminセッションの最後は、「GitHub Enterprise導入事例紹介 ~インターネットクラウド上でのGitHub Enterprise環境構築~」と題して、パナソニック株式会社 テクノロジーイノベーション本部 情報企画部 瀬野 良太朗氏が務めました。

パナソニック株式会社の瀬野氏

GitHub Enterprise導入の目的は、ソフトウェア開発領域が年々拡大する中で、オープンイノベーション実現に向けたソースコード集約と共有(OSS化)だとし、「開発スタイルとして、Panasonic内でのオープンソース化実現と、将来的な社外オープン化によるラピッドプログラミングの加速をめざしました」と瀬野氏は語ります。

そのため、あえて社外のクラウド(AWS)の仮想マシン上にGitHub Enterpriseを配置し、インターネット上で公開することで社外からもアクセスできる環境を構築しましたが、不正アクセス(なりすまし)や情報漏えい・データ改ざん、バックドアなどのセキュリティリスクが大きな課題となったといいます。

図4 パナソニックの解決策。GitHub Enterpriseや構築基盤側での対策に加え、外部のクラウド認証基盤と組み合わせることでより効率的な管理を実現

対策として、IaaS基盤制御(認証強化、アクセスログ・アプリ操作ログ管理、高位権限者ログ管理・監視)に加え、外部クラウド認証基盤(Azure AD)と連携することで、より効果的な管理を実現。具体的には、接続元IPによる通過制限の設定、Office365とのSAML連携(マルチクラウドSSO)、高位権限者ログ収集の仕組みの構築などです。

この取り組みの結果、1)GitHub Enterpriseをクラウドで利用する場合のセキュリティリスクは別ソリューションとの組み合わせで解決した。2)SAML認証連携により自社で保有している対策済み認証基盤連携も実現できた。3)GitHub Enterprise単独のアクセスログ管理に加え、ログ分析やセキュリティリスク検知の実現もできた。4)GitHubサーバを公開したことで社内の利用が進み他社とのOSS運用も加速した、といった知見を得ることができたと瀬野氏は分析します。

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