(C)Macnica Networks Corp.
issue date: December 1,2008
コンサルタントはお嫌い?
―社外リソースの有効活用について―
高まるIT部門への要求
プロジェクト実施における社外リソース
ヒーロー?それとも詐欺師?
餅は餅屋
最後に
高まるIT部門への要求
こんなことはもうすっかり耳にたこができるほど聞かされてきました。曰く、依然として発生する情報漏えいの事故への対策、日本版SOX法に代表される内部統制要求への対応、M&A等企業活動の激しい変化に対応するシステム統合や移行、仮想化やグリーンIT、SaaS等新技術やトレンドへの対応等々。一方で、軽減されることのないメンテナンスやトラブル対応、また人材の流動化に伴う業務プロセスの整備や教育投資等々。
年初あるいは期首に、こういった問題に正面から取り組むべく目標を掲げたものの、諸般の事情により取り組みが遅々として進まない。こういった経験を持たれた方も少なくないのではないでしょうか。当然、最重要とされた課題については何としてもやり遂げることでしょうが、当面の緊急度としては差し迫っていないもの、サポート終了時期(EOSL)がアナウンスされ、いずれバージョンアップすべきソフトウェアや、保守期限が迫ってはいるが快調に動作中のハードウェア、さらには、業務の生産性や付加価値を高めるための本質的な取り組みなど、ついつい対応が後回しになりがちではありませんか。結果、取り組みとしては前へ進みません。それは今日明日、困ったことを引き起こすものではありませんが、近い将来必ず緊急かつ重要な課題となりかねない、いわば火種としてくすぶり続けるものと考える必要があります。
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プロジェクト実施における社外リソース
おそらくこういった諸々の課題にはプロジェクト的に実施されるものも多いはずですが、これらに取り組むに当たって、何をどのように考えて着手すればよいのでしょうか?
ここでは取り組みの必然性や優先度、予算の裏づけはあるものとして、実施するにあたっての方針をシンプルに「自力で行う」「他力で行う」の2通りと考えてみましょう。ただこの場合、「他力」とはいえ自社のことですから、完全な他力ということはありえないはずですが。
「自力」とは、文字通り完全に自社内で完結して、プロジェクトを実施進行するというものです。この場合のメリットとしては、目に見える社外への出費はハードウェアやソフトウェアライセンスのみと最小化でき、社外の影響を受けずに自社都合で自由に実施できることが上げられます。反面、全責任が自社にかかりますので、実施上の様々な困難については、全て独力で調査・検討のうえ結論を出す、という重い役割を果たさなければなりません。おそらく貴重な自社人員の工数を大幅に消費するでしょうし、それでも最適解を実現できる保証はありません。
「他力」とはすなわち社外リソースを活用するということです。これもいくつかのケースがあるでしょうが、例えば社外依存度で並べてみましょう。すると、報告を受けるのみでお任せ状態のフルアウトソース的形態、要望に対して応えてもらうSI的形態、自社でイニシアチブをとりつつ作業分担を行う業務委託的形態、そして専門的分野についてアドバイスを受けつつ協力的な形態をとるコンサルティングの活用、のような分類が可能だと思います。これはあくまで便宜的に分類したものですので、実際は折衷的な形態も多くあるでしょうが、これらの形態により、また現実的にはどういった業者を選ぶかにより「他力」への依存度、言い換えれば「自社」負担の大小が決まってきます。
およそ企業活動たるもの費用対効果ということを無視できませんが、またその適正化のためのコンペといったことも行われていますが、そうは言ってもある程度何らかの取引のある業者が、最初の「他力」候補者となることでしょう。過去の経験から仕事ぶりが類推できるとすれば、これは妥当な判断のはずです。
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ヒーロー?それとも詐欺師?
さて一般に「コンサルタント」というと、どんなイメージを持たれるでしょうか。近年3Kなどと揶揄されるIT系エンジニアの中でも、目指したい職種・キャリアとして人気があるそうです。世の中には経営コンサルタントとして華やかに活躍されている方々が数多くいらっしゃいますので、そういったイメージもあるのでしょうか。
反面、「自称コンサルタント」と何らかのやりとりをされた経験がある方には、どうも口先ばっかりだの、高い費用の割には結果がないなどといった不満や不信を口にされる方もいらっしゃるようです。
これはコンサルティングという業務の形態が、純粋な意味でのサービス業であり、その価値判断に統一的な基準が見出しにくいことが一因と思われますが、そのために正しいコンサルティングの価値を理解し損ねるということがあると、ビジネスオプションとしては損失につながりかねません。
ここであえて、IT系コンサルティングの最大の価値を問うとすると、それは『テクノロジーとビジネスとの間に厳然として存在するギャップ、
またそこに潜在的に存在するリスクを明確化し、その間の橋渡しをする、ギャップを埋めるための道筋を「見える化」して提示する』、ことにあると思います。もちろん人によって定義や期待は様々でしょうが、どこに価値を見出すか、期待する側としてはそのイメージが明確であればあるほど、期待と結果のギャップは少なく費用対効果の判定等、適切な意思決定ができるはずです。
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餅は餅屋
「餅は餅屋」という格言があります。これには皆さんご承知のとおり、なんと言っても専門家にはかなわない、専門性が必要な分野については専門家に任せるのが1番良い、といった意味があります。特殊な分野の深い知識や経験など、専門性というものは一朝一夕に身に付くものではありません。これはIT分野のみならず企業一般にも適用できる言葉でしょう。日本版SOX法への対処、ITILの導入、公開サーバのセキュリティリスク診断など、恐らく自社のみで行おうとする企業はほとんどないのではないかと思います。
つまり自力のみでは獲得が難しいまたは極めて長期を要する、あるいは獲得できるにしても再利用の可能性が極めて小さい、特殊・専門的な分野に関しては、専門家の支援を仰ぐことは妥当な判断と考えられます。ここにコンサルティング活用のメリットがあります。ここでポイントとして支援の対象範囲は、本当に専門性が必要な部分に極力限定する、ということが上げられます。投資行動という観点で見た場合、同意頂けるのではないでしょうか。
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最後に
本稿の最後として、弊社の
コンサルティングサービス
を少しご紹介させていただきます。 「シマンテック社のSAVCE,SCSを現在ご利用中の企業様向けの、最新版SEP11への移行支援コンサルティング」というものです。
各社様ともアンチウィルス製品はご利用のことと思います。そのうちのビッグベンダーであるシマンテック社の最新バージョンはSEP11という名称で提供されていますが、これは旧来の名称から変更されていることからも伺えるように、単なるバージョンアップではなくさらに多くの機能を備えた発展的製品となっています。ここに移行に伴う困難があります。SEPは単なるアンチウィルスソフトではなく統合セキュリティ製品として発展を遂げているのです。ここには米国Symantec社が2005年に吸収統合したSygate Technologies社のエンドポイントセキュリティ技術が多く取り込まれています。弊社は2003年に旧Sygate Technologies社との販売代理店契約締結以降、この分野では多くの導入実績を挙げて参りました。この分野では業界第一人者を自負しております。図に標準的なコンサルティングサービスの流れを示しています。
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本プロフェッショナルサービスは、期間契約によるサービスです。
期間中、定期(週1回程度)のミーティングを実施し、進捗管理、課題管理を実施します。
また、要件決定や検証段階での質問やトラブルに対して、メール・電話で対応いたします。
もし、旧バージョンからSEPへの移行をお考えのようでしたら、下記もしくは
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マクニカネットワークス株式会社 LANchBOX編集
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TEL:045-476-1973