(C)Macnica Networks Corp.
issue date: September 1,2008


新製品情報

UNIXをハワイから使おう!
―Hummingbird社製品「Exceed Freedom」 新登場―

はじめに
 諸説ありますが、パブロ・ピカソのフルネームは、「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・クリスピン・クリスピニアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダッド・ルイス・イ・ピカソ」という名前だそうです。しかし、あまりの長さに本人も覚えていなかったそうで、結局パブロ・ピカソと名乗ったそうです。また、最近驚いた事に、実は「ピアノ」も略語であり、正式名称は「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」というそうです。
 しかし「ウチの子はグラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテを習ってて、新しいグラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテに夢中でね。大きくなったらグラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテニストになるんだ、なんて言って、もう毎日グラヴィチェンバロ・コル…」 というような会話は聞いた事がありません。

 長すぎる言葉や単語は会話のスピードを遅くし不便である為、我々は(最近の若い方もそうですが)それらを都合良く省略したり縮めたりする事で、より円滑にコミュニケーションを図ろうとします。

 さて、少々強引ですが今回はXプロトコルを縮めてスピーディにUNIXとコミュニケーションを図ろうというお話しです。圧縮と最適化によって遠隔地からでも高速にUNIXやLinuxへアクセス可能にする新製品、Exceed Freedomについてご紹介させていただきます 。 UNIXやLinuxは社内でしか使えない?
現存するOSの中でも非常に長い歴史を持ち、優れたパフォーマンスと安定性を誇るUNIX。これだけWindows OSの普及した昨今でも、まだまだUNIXの出番は終わらないようです。
 ところで、UNIXやLinuxを使う場合、基本的に社内LAN内でのみ利用される事が殆どではないでしょうか。これだけモバイル化の進んでいる現在でも、社外からUNIXにアクセスして作業を行う、といった話はあまり耳にしないように思います。これはX Window Systemが使うXプロトコルが低帯域なネットワーク環境を想定して開発されておらず、長距離/低帯域環境下では描画パフォーマンスが遅くなってしまう為です。確かに、クライアント/サーバシステムとして、X Windowシステムが発表されたのが1985年の事ですので、WANやモバイルといった長距離/低帯域なネットワーク環境を想定されていないというのも、当然といえば当然かもしれません。

 したがって、UNIXやLinuxを使う場合は距離遅延も無く、帯域も十分な社内LAN内のみで使うしかないのです。

 …というのが、これまでの定説でした。 ハード不要!一人で始めるUNIXのWAN高速化方法!
しかし、年々サーバの集約化が進み、WANやモバイルアクセスニーズの高まる昨今、UNIX/Linuxの利用においても、長距離・低帯域環境からの高速アクセスは必要とされてきています。今回新たに誕生した「Exceed Freedom 2008J」は、社内LANだけでなく、WAN環境においても高速にUNIX/Linuxにアクセスしたいというニーズに対応したPC Xサーバソフトウェアです。「PC Xサーバ」とは、Windows PC画面上でUNIXのXウィンドウ画面を開くことを可能にするソフトウェアです。従来、PC X サーバはXプロトコルをそのまま使って通信を行う為、やはり距離遅延の無い、帯域の十分な社内LANでしか使えませんでした。

 Exceed Freedomは通信トラフィックを最大約100分の1にまで削減する独自の圧縮技術により、LAN環境に加え、WAN環境やモバイル環境などの長距離・低帯域環境からの高速なアクセスを実現しました。また、通信経路はSSL、SSHで暗号化されている為、セキュアなアクセス環境も確保します。
 何より嬉しいのは、ソフトウェアなので特殊な機器を必要とせず、1ライセンスから購入可能な為、個人利用などのカジュアルユーザでも気軽に実現出来る事です。

 これからは、「ちょっと出張先からノートPCで社内のUNIXにアクセスして作業をしたい」「自宅から仕事の続きをしたい」「海外旅行中だけど仕事の進捗が気になる」といった際に、ブロードバンド回線やモバイル環境から、簡単にUNIXへの高速アクセスを実現、作業が可能となります。

遠隔アクセスならではのオモシロ機能
セッションの一時中断、再開

 モバイル環境など、ネットワークの接続状態が不安定な環境で作業をする場合、セッションの寸断等が気になります。特にUNIXの場合、セッションが一旦切れると、これまでの作業や画面はゼロに戻ってしまいます。新幹線で作業中、トンネルを抜けると数時間かけて作った文書や図面が一瞬で台無しに、など、考えるだけでも恐ろしくなります。これに対しExceed Freedomでは、そのような障害時に、自動的にセッションを保持(サスペンド)します。後は、再度アクセスするだけで、先程の画面がそのまま戻ってきますので安心です。

セッションの一時中断、再開

他拠点のプロジェクトメンバーと電話会議

 離れた拠点のプロジェクトメンバーと、同じ画面を共有して電話会議をしたい、という際は、デスクトップシェア機能で同一のXセッションを複数ユーザ間で共有することが可能です。各ユーザが動かしたマウスの動きは、相手側の画面に同期させることができますので、実際に自分が案内したい箇所をマウスポインタを使って相手に指し示すことができます。

 「休暇中で今ハワイにいるけど、至急本社のチームメンバーとUNIXで作った図面データの見直しが必要になった!」

 そんな場合、急いで帰国 …の必要は無く、ノートPCを広げて電話を一本かければ解決です。

他拠点のプロジェクトメンバーと電話会議
気軽に体験版をダウンロード!
今回ご紹介したExceed Freedomは、マクニカネットワークスのホームページから無償体験版をダウンロードする事が出来ます。実際に触ってみたい方、ちょっと遊んでみたい方、どなたでもお気軽にお申し込み下さい。

※尚、「Exceed Freedom 2008J」をご利用の際は、予め「Exceed 2008J」がインストールされている必要があります。「Exceed 2008J」も無償体験版がありますので、体験版ご利用の際は、併せてお申し込み下さい。




● お問い合わせ先 ●
マクニカネットワークス株式会社 LANchBOX編集
E-mail:
TEL:045-476-1973