55号


●「たった1日」でスピード導入
できるヘルプデスク・ツール
とは?


●ステッカーは顧客を大事に
する企業ポリシーを反映する


●お客様の顔が青ざめた日

●ワンランク上のビデオ会議
システムの構築


●ビジネスの効率化を実現するリモートアクセス環境づくり

●エンタープライズ向けWeb I/Oアクセラレータ登場
●動的コンテンツ・アクセラレータ最新バージョン発表
●Radware Application Switch Ⅲ登場

●ランチ君の告白日記
●LANchikiSAWAGI
●LANchQuiz







ステッカーは顧客を大事にする企業ポリシーを反映する
―記:マクニカ ネットワークスカンパニー 森 重憲


セキュリティ製品は任意保険??
先日とあるSafeBootユーザから感謝のメールをいただいた。あらかじめお断りしておきたいのは、このユーザは当社のホームページ等でSafeBootの導入ユーザとして公開していないお客様である、ということ。
 何でも、パソコンを紛失したそうだ。細かい経緯はお聞きする訳にもいかなかったが、SafeBootが入っているのでパソコンを紛失した担当者も、情報システムの管理者も、そしてもちろん会社としても一安心ということだった。
 お客様はSafeBootを、いやセキュリティ製品を「保険」に例えることが多い。確かに万一に備えて、という意味では保険に近いものかも知れない。しかし、情報犯罪が多発する今の時代にセキュリティを保険と位置付けていいものだろうか...。万が一どころか、万が百やら千だったりする世の中だ。また、セキュリティ製品が保険であるとすれば、最低限しかセキュリティ製品を導入せずに運用している状態はまるで自賠責保険のみに加入して車を運転している状態、ということにならないか?
 このあたりは予算とリスク、そして情報価値との兼ね合いから各社が制定したセキュリティポリシーに基づいた判断であるから、ベンダーがいくら警鐘を鳴らしても、「そりゃあおたくは売りたいだろうから...」となってしまうところが悲しくもある。

「SafeBoot 漏洩漏洩対策済PC」ステッカーは
     顧客を大事にする企業ポリシーを反映する
SafeBootをご購入いただいたお客様には、ご希望によって「SafeBoot 漏洩漏洩対策済PC」と書いたステッカーを提供している。我々の営業努力が至らず、未だ街中でこのステッカーを貼ったPCに出会ったことは無いが、国内に2万台前後のPCにこのステッカーが貼られているのは事実である。
 SafeBootのお客様は、自社の機密情報はもちろんであるが、何より自分達のお客様の機密情報を漏洩してしまうことに敏感である。当然といえば当然である。お客様あっての経営であるから、お客様の情報を漏洩することような事があってはならない。もちろん、お客様との契約には守秘義務があり、情報管理についても厳密に規定されている。お客様の情報を漏洩すると、お客様に迷惑がかかるし、守秘義務違反でもあり、更には企業の信用問題ともなる。
 そうした中で、SafeBootをはじめとするセキュリティ製品を導入することで、情報そのものを守ることはもちろん、そういう対策をしっかり打っていることがお客様の信用を高める手段の1つともなりうる。そしてそれを目に見える形に表現したのが「SafeBoot 漏洩漏洩対策済PC」ステッカーである。


業務の再委託では情報管理が重要
一方で、業務を外部の会社に委託する場合の情報管理にも敏感な世の中になってきた。よくある事例はシステムインテグレータでのSafeBootの採用だ。ご承知のとおり、ソフト開発の業界はゼネコン型のビジネスモデルになっている。元請け、下請け、孫請けと業務が最委託されるのが常識的なビジネスモデルだ。  ここで注意すべきは、新聞等に載ってしまった多くの情報漏洩事件が下請け、孫請けといった再委託先で発生しているということだ。
 例えばマクニカがある会社から業務委託を受けたとする。そしてその一部を外部の協力会社に再委託するとする。この場合に、委託元はマクニカに対して、従来のように契約書の文言として情報管理を強制するばかりか、実際の情報管理の状態もしくは管理体制に直接関与してくるケースが多くなっている。そして、その管理体制はマクニカの再委託先にも当然ながら継承されることになる。
 そういった体制でSafeBootが使用されている実例として、委託元から開発に使用するPCへのSafeBootのインストールが強制され、開発会社の再委託先にもそれが継承されていケースは少なくない。
 再委託先が情報漏洩した際に、お客様から管理責任を問われるのは委託元の会社であり、再委託先との契約書の文言ではなく実際の管理体制にこそ責任が求められるのだ。

やっぱり最後はプラッドバレーで・・・


 さて、LANchBOX49号から連載を始めたこのコーナーも早くも7回目だ。そろそろ読者の皆さんも私の乱文に愛想が尽きてくる頃か...。次号より弊社春日に筆を預けることになった。もしも、毎号ご愛読いただいているお客様がいらっしゃれば、心から感謝の意を表し、惜別の夜は私の一番好きなお酒、プラッドバレーで乾杯しよう。バーボンよりもコーンの材料比率がはるかに高い、コーンウィスキーと呼ばれるもので、「ああ、確かにコーンだ」と感じるほどの甘味が口いっぱいに広がり、心休まるひとときを過ごせるだろう。

 



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マクニカ ネットワークス カンパニー LANchBOX編集
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LANCHBOX NO.55
公開日2003年6月1日
発行:マクニカ ネットワークス カンパニー
株式会社マクニカ