
- クラウド時代の最新トレンドが満載「Macnica Networks DAY 2010」
- 満席続出!多くの人が注視する人気のセッションはこれだ!
- 多くの方が集まった展示コーナー&新たな試み「ヴァーチャルライブラリ」
2006年から行われているMNDは、マクニカネットワークスが年に1度主催する、最大規模のプライベートイベントだ。5年目を迎えた今回は「クラウド協奏時代に向けて」がテーマ。基調講演「クラウド発展期における新たな課題とあり方」をはじめ、クラウド時代の課題や仮想技術の最新動向がわかる「クラウド・仮想化セッション」のほか、企業のIT課題に関わる注目技術をキーワード毎にクローズアップした「キーワードセッション」、マクニカネットワークスのエンジニア講師が登壇する毎年人気の「テクニカルセッション」からなる全19講演が行われた。

全国から多くの方が来訪したMND 2010の熱気をお伝えするべく、注目を集めた基調講演や人気の高かったセッションの模様を紹介していこう。
まずは「クラウドの衝撃」などの著書で著名な野村総合研究所 城田氏を招いての基調講演で幕を明けた。クラウド発展期を迎えた今、クラウドサービスの選定や利用時における最大の懸念事項としてセキュリティを挙げながら、今後あるべき企業情報システムの姿をクラウドユーザ・事業者に向けてそれぞれに提唱した。ライブ会場が満席となりサテライト会場にも熱心な聴講者が集まっていた。


野村総合研究所 城田氏
事前登録にて4つ全てのセッションがあっという間に満席となった「クラウド・仮想化セッション」では、改めて市場におけるクラウド・仮想化への関心の高さがうかがえた。
基調講演でも触れた仮想環境のセキュリティは、セッションでも同様に人気の高かったテーマだ。「仮想環境のセキュリティ対策」セッションでは、仮想化の現状を、90年代に汎用サーバ/OSでのソフトウェア製品で繰り広げられた“仮想環境でのセキュリティV.S. パフォーマンスの議論”が再燃していると考察し、仮想環境でのセキュリティのあり方を提起。
他にも、仮想アプライアンス導入時の注意事項を喚起した「仮想アプライアンスの現状」や、昨年度MNDで好評を博し1日2回講演が行われた仮想デスクトップソリューションについて、身近な例え話を交えながら紹介した「シンクラよりも現実的!デスクトップ仮想化が実用フェーズへ」など、すでに現実的に仮想環境における具体的な導入シーンにまで踏み込んだセッションも人気を集めていた。仮想化における海外事情を紹介した「海外最新技術動向~ニューテクノロジから見えてきた仮想化&クラウドの今後」はクラウド・仮想化セッションの中でも一番の盛況ぶりで、最新動向をキャッチアップしたい多くの来場者がつめかけた「海外最新技術動向~ニューテクノロジから見えてきた仮想化&クラウドの今後」。いずれも、実際にクラウド・仮想化市場の一線で情報網を張り巡らすマクニカネットワークスのエキスパートによる充実した内容で、開催後のアンケートでは、参加者から満足度・わかりやすさともに高い評価を得ていた。
![]() 「仮想環境のセキュリティ対策」セッションで
講演する マクニカネットワークス クラウドビジネス推進室 室長 村上氏 |
![]() 「海外最新技術動向」セッションで
講演する マクニカネットワークス ビジネスディベロップメント室 室長 渋谷氏 |
![]() 事前登録時に全てのセッション満席となり、市場における関心の高さがうかがえた、
クラウド・仮想化セッション。 | |
また、今年7月に開催した「Macnica Networks Forum 2010 in Summer」にて人気の高かった次世代802.11n無線LANネットワーク「Aruba」は、今回キーワードセッションとテクニカルセッションの2か所で講演。
キーワードセッションでは、“認証VLAN”や“リモートアクセス”といった機能毎にマクニカネットワークスの取り扱い製品とAruba製品との勝敗表をつけるユニークな企画で登場。テクニカルセッションでは実機デモを交えながら、無線LANネットワーク構築技法についてわかりやすく解説した。
毎年人気のテクニカルセッションは、このほかにもエンジニアの方を中心に、より実践的な内容を求める来場者が集まった。特に来場者の関心が高かった仮想化をテーマにしたセッションでは、Altor Networksを用いた、仮想環境でのネットワークポリシーの設定方法を紹介。
さらに、ネットワーク可視化の必要性について“セキュリティ”“トラブルシューティング”“トラフィック最適化”の3つの目的別にマクニカネットワークスで今使われている通信をリアルタイムに製品デモで見るセッションも用意されており、同社の技術力の高さが表れていた。



また、お楽しみ企画として、懇親会入場時に1人1枚渡されるコインを使った、懐かしの「ガチャポン」や商品券がプレゼントされる抽選会も催され、終始賑わいを見せていた。

このヴァーチャルライブラリは、ここでしか見られないWebキャスト、役立つ資料の視聴やダウンロードができるというもの。MNDの講演視聴が可能となっており、講演を聞き逃してしまったという方にも便利な場となっている。
さらに、ヴァーチャルライブラリの情報は毎週更新され、オンラインLiveセミナーや、チャットでの質問に答えるといったイベントDAYも開催される予定だ。11月末までの期間限定なので、早速チェックしてみてはいかがだろうか。
2011年も引き続きトレンドになるであろう「クラウド・仮想化」をテーマに開催したMND 2010は大盛況のうちに幕を閉じた。すでに黎明期を終えたクラウドサービスは、仮想化技術の進展とともに普及期へと入りつつあるが、利用者が増えることで新たな課題も顕在化してきている。そんな課題をどうやって解決するのか、多くの方が興味を持っていることが今回のMND 2010で明らかになった。技術的な動向や新たなソリューションも含め、クラウド・仮想化に関連したトレンドには今後も注目していただきたい。
- Macnica Networks DAY 2010
http://www.macnica.net/mnd/mnd2010/index.html - Macnica Networks DAY onDemand!
http://www.macnica.net/ondemand/index.html - LANch BOXバックナンバー(2009年秋号)
[キャッチアップ]Macnica Networks DAY 2009 潜入レポート
http://www.macnica.net/lanch/lanch09au/ca01.html



