LonWorks対応製品 エネルギーシステム監視制御ネットワーク 省エネ グリーンIT
世界初の「セルフオーガナイズ(自律的ネットワーク構築)」機能を備えた組込み型制御ネットワーク。
超小型で低価格のPyxos FTチップを基盤としており、ごく小さな機器や機械内部のセンサー、アクチュエーターに安価に組み込むことができます。
設置時に特別なツールや専門技術なしでネットワーク構築が可能であり、LonWorks プラットフォームと容易に統合して、インターネットを利用した監視制御ネットワークにも発展できます。
Pyxosプラットフォームを用いれば、LonWorks制御ネットワークの機能が、ごく小さな機器や機械内部のセンサー、アクチュエーターでも利用可能になります。このプラットフォームは超小型で低価格のPyxos FTチップを基盤としており、自動的に自らを設定するため、特別なツールや専門技術なしで高速の制御ネットワークが構築できます。またプラットフォームのアーキテクチャとして有線/無線いずれの実装にも対応しているので、今日そして未来のニーズを十分に満たせます。
Pyxosプラットフォームは、完全な制御エコシステムの一部として設計された唯一のセンサーネットワーキングソリューションです。他のソリューション、特に無線に依存したソリューションには制御基盤が不足しています。PyxosネットワークはLonWorks制御ネットワークとシームレスに動作するため、メーカーの皆様は開発製品を現存の遠隔監視・制御用オートメーションアプリケーションに容易に接続することが可能です。PyxosネットワークとLonWorksネットワークを一緒に利用すると、Pyxosベースの機械やセンサーネットワークがいくつあろうとも、LonWorksネットワークがそれらにきわめて信頼性の高いバックボーンを提供するため、相乗効果の高いシステムを構築できます。
ハイパフォーマンスソリューション
Pyxosネットワークはパフォーマンスの高いアプリケーションに最適です。データ転送速度は最大312.5kbpsまでサポート、最低25ミリ秒ごとに固定応答時間で通信を行い、データポイントをすべて走査します。高速な信号伝送とデータ形式に対する柔軟性という特色を持つPyxos FTネットワークは、以下のような用途に利用できます。
Pyxos FTプラットフォームが選ばれる理由
Pyxos FTネットワークを利用すれば、組み立てや設置のコストが低減でき、顧客サービスが向上できるほか、これまでのLonWorks製品への投資が生かせます。
Pyxos FTネットワークチップは、Pyxosプラットフォーム用プロトコルとPyxosネットワーク通信用トランシーバの両方を搭載していますので、お使いの方々はアプリケーションの開発に専念できます。このチップの大きさは5ミリ×5ミリ。実質上あらゆるセンサーやアクチュエータに組み込める、極小サイズです。また、マイクロコントローラを使用しなくても直接、デジタル入出力に接続できるため、超小型のスマート機器が実現できます。チップのシリアル周辺機器インタフェース(SPI)ポートをさまざまな低価格のマイクロコントローラのポートに接続して、より複雑な入出力要件に対応させることも可能です。
Pyxosネットワークの仕組み
Pyxos FTネットワークは32のPyxos Pointと1つのPyxos Pilotで構成されています。
Pyxos Pointはセンサーやアクチュエータ、ディスプレイに組み込まれて、そこで制御データを収集・送信します。Pyxos Pilotはこのデータを集め、ローカルホストプロセッサ、LonWorks制御ネットワーク、プログラマブルロジックコントローラ、インターネットに送ります。Pyxos Pilotはまた、これらのソースからのコマンドを受信し、それに基づいてPyxos Pointを制御します。
Pyxos Pointには、ホストプロセッサを使用しないもの(マイクロコントローラ不使用:デジタル入出力のみ)と、ホストプロセッサを使用するもの(マイクロコントローラ使用)があります。Pyxos Pilotはマイクロコントローラを必要とし、スタンドアロン(外部ネットワークに接続しない)でも、ネットワーク化(LonWorksネットワークなどの上位レベルの外部ネットワークと接続して、外部と通信可能にする)しても利用可能です。
Pyxos FTベースのアプリケーションを開発する際に必要となる唯一のツールが、Pyxos FT EVK評価キットです。このキットには、Pyxosプラットフォームの評価やPyxos FT技術を利用したアプリケーション・機器の開発に使用する、一連のハードウェアツールとソフトウェアツールが含まれています。
Pyxos FT EVKには4枚の評価ボードがあります。そのうち1枚はPyxos Pilotの役目をするPyxos FTチップを、残りの3枚はPyxos Pointの役目をするPyxos FTチップの動作を確認します。
| EV-Pilot | Pyxosネットワークの制御、全Pyxos Pointとの通信、LonWorksネットワークのノードとの通信を行う |
|---|---|
| EV-Sensor Point | ボードの温度・光源レベル・DC電圧センサーを制御する、ホストプロセッサを持つPyxos Point |
| EV-Actuator Point | Pyxos FTネットワーク用サンプルアプリケーションのデジタル出力およびアナログ出力を制御する、ホストプロセッサを持つPyxos Point |
| EV-Nano Point | マイクロコントローラをホストプロセッサとして使用していないPyxos Point |
サンプルアプリケーション
評価ボードには、以下に挙げたPyxos FTネットワークプラットフォームの機能を確認するための、サンプルアプリケーションが搭載されています。
| 24VAC電源 | Pyxos FTネットワークはケーブルを通じて、EV PointとEV Pilot間の通信データを送るだけではなく、各EV Pointに電源を供給します。 |
|---|---|
| LonWorksとの 接続性 |
EV PilotをLonWorksネットワークに接続することにより、複数のPyxos FTネットワークを接続したり、PyxosのデータをLonWorksネットワークと共有したりできます。 |
| 通信形態の 柔軟性 |
Pyxos FTネットワークは、バストポロジーネットワークとしても、フリートポロジーネットワークとしても構成できます。 |
| 決定論的 (deterministic) 応答時間 |
Pyxos FTネットワークは、パケットの衝突が無いため通信応答時間が一定です。 |
新しいアプリケーションや機器の開発
Pyxos FTプラットフォーム用アプリケーションの開発は、他の組み込み型プログラム環境向けアプリケーションの開発と類似の方法で行えます。Pyxos FTEVKには、Pyxos FTプラットフォームのサポートツールが付属しており、それには以下のソースコードが含まれています。
Pyxos FT EVKは、お使いのホストプロセッサ専用の開発ツールは提供しておりませんので、別途ご用意願います。
Pyxos FT EVKのハードウェアとサンプルアプリケーションは、以下のホストプロセッサを使用しています。